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WITHOUT THOUGHT 7
breakfast
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朝食というテーマでデザインを考えてみた。みんなが同じように思い描くイメージがあったり、新しい朝食のかたちが見えたりする。いい朝食がいい朝をつくるように、生活や行為の細部に幸せの断片が顔を出す。その些細な幸せの現象を捉えてみたい。
深澤直人 


without thought 7 開催概要

WITHOUT THOUGHT 7

かけ算のコラボレーション
 世界中の企業がすばらしいデザインを求めています。すばらしいデザイナーを探しています。それから、すばらしいデザインディレクションを。目的は魅力的な商品づくり。ところで商品の魅力ってなんでしょう。機能、品質、プライス、デザイン・・・これらの総合得点で競われるのでしょうか? ちょっと違うような気がします。たし算じゃなくて、(機能+品質+プライス)×デザインというかけ算で魅力が決まる。そんな計算のできる企業が最近増えてきましたね。DMN(ダイヤモンド・デザインマネジメント・ネットワーク機構)に参加する企業内(インハウス)デザイナーからメンバーを募り、世界的な工業デザイナー深澤直人をデザインディレクターに迎える《without thought》は、そんな計算のできる企業が集まって、理想的なコラボレーションをめざすプロジェクトです。1999年からいつもこのようにして開催され、国内はもとよりヨーロッパ各国やアメリカ、アジアのデザイン界から、憧れをもって注目されています。

without thoughtへの近づき方
 毎年、新しいメンバーが組まれるのですが、あらかじめデザインを持って集まるわけでも、集まってすぐにデザインを始めるわけでもありません。2泊3日の合宿からスタートして(これこそ、世界に類を見ないぐらいユニークで重要なデザイントレーニングです。しかもライバル企業の第一線デザイナーがいっしょになって鎬を削るんですから)、いくつものエクササイズを経験して、チームでレビューを重ね、試行錯誤を繰り返しながら少しずつ《without thought》に近づいていきます。《without thought》が《考えない》だからといって、デザイナーが《考えない》わけではありません。人間の自然な行為や心理に即したデザインだから、だれもがほとんど《考えない》で「直感的に」(でも大抵は「瞬間的に」ではありません。ちょっと間をおいて閃くような感じでしょうか)「あっ、なるほど」とわかるというわけです。機能に「なるほど」じゃ、ないですよ。もっと、人間の本質を衝くデザインなんです。だから、そこにはいつも人間のユーモアが感じとれる。世界のどこへ行っても魅力的なもの。

朝食の幸せ
 今回の《without thought 7》は、テーマが「朝食」。世界中どこでもブレックファーストには、ランチやディナーにはない素敵な雰囲気があります。大都会に暮らしていて、通勤通学前であわただしくても、目を覚まして、一日の始まりに最初に食べる食事には、新鮮で幸せな瞬間が、きっと訪れているんです。そういう朝食をデザインすること。毎朝テーブルに並べられるお皿やカップ、パンやミルクにごはんやお味噌汁。走りながら片手で頬張ることもあるかもしれません。家族や恋人と一緒だったり、一人暮らしだったり。でも朝食には、21世紀だろうと22世紀だろうと、新鮮で、幸せなひとときがある。それをほんのちょっとだけデザインに施してみると、人は思わず微笑んでしまいますね。

ダイヤモンド・デザインマネジメント・ネットワーク機構 
ディレクター 河嶋隆史 

 


 
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